大前田希千代は護廷十三隊二番隊副隊長にして隠密機動第二分隊「警邏隊」隊長。常に油煎餅をバリバリむさぼっている体重151kgの巨漢で本人は「ふくよか」と言っているが明らかに太っている。本名は「大前田 日光太郎右衛門 美菖蒲介 希千代(おおまえだ にっこうたろうえもん よしあやめのすけ まれちよ)」。
隊長である砕蜂(ソイフォン)には階級によるもの以上に頭が上がらず全く逆らえない完全な主従関係が築かれているが、ピンチの際は砕蜂を救おうとしており慕っているようである。砕蜂もまた大前田が勝てる相手ではないと判断した際は逃げろと言っており本質的に険悪な仲ではないことが伺える。
金持ちのボンボンで、自身も大前田宝石貴金属工場の社長。家族構成は、父:希ノ進、母:希華、長女:希美、長男:希千代、次男:希次郎三郎、次女:希代の6人で末妹以外は全員希千代にそっくりである。末妹だけは美人だが大前田家ではそう思われていない。
霊圧
尸魂界編では一護に一撃で倒されると言う悲惨な役回りだったが、仮にも副隊長なのだからそれなりの霊圧は持っているだろう。空座町での戦いでは他隊の隊長格と共に出陣し、バラガンの従属官ニルゲ・パルドゥックと対戦し勝利を収める活躍を見せた。
攻撃力
鬼道を苦手とする反面斬魄刀による近接戦闘を得意とする典型的なパワータイプ。斬魄刀解放の掛け声も「打っ潰せ(ぶっつぶせ)」というストレートなものであり、パワーは副隊長格では抜きん出ているのではないだろうか。
タフさ
肉体的にはタフなのだろうが精神的な脆さが目立つ。特に尸魂界編では情けない印象しか与えなかった。
速力
その太った体から鈍そうに見えるが隠密機動の分隊長を務めるだけあってスピードは相当速い。
戦闘技術
技術的な戦闘を好むタイプではなさそうだが、ニルゲとの戦いではやられたふりをしておいて油断させ一撃で倒すなどの駆け引きも見せている。
プロフィール
- 誕生日 5月5日
- 星座 おうし座
- 身長 210cm
- 体重 151kg
- 好きな食べ物 油せんべい、肉
- 嫌いな食べ物 魚
始解 五形頭(げげつぶり)
解号:打っ潰せ(ぶっつぶせ)
直接攻撃系の斬魄刀で解放するとモーニングスター(刺付きの鉄球)に変形する。特殊な能力などは付加されていない。