更木剣八(ざらき けんぱち)

更木剣八(ざらき けんぱち)

出典:Bleach(ブリーチ) 久保帯人

更木剣八(ざらき けんぱち)は護廷十三隊最強の戦闘部隊である十一番隊隊長にして代々最強の死神に与えられる称号「剣八」の名を持つ男。右目の眼帯と左顔面の大きな傷、11本に束ねた髪が特徴でいかにも凶暴な外見をしている。

隊長の中で唯一卍解を会得していないうえ斬魄刀の名前すら知らないにもかかわらず、通常の入隊試験ではなく前十一番隊隊長を決闘で殺害していきなり隊長になった実力者。なお、決闘による隊長の選抜は隊規にも定められた正式な選抜方法である。

戦闘そのものを愉しむ典型的な戦闘狂で、その強すぎる実力ゆえに髪に鈴を結って音で敵に自分の居場所がわかるようにしたり、視界を狭めるうえに霊圧を無尽蔵に喰らう特殊な眼帯をつけるなどわざとハンデをつけているが、それでも敵が脆すぎて戦いを楽しむ暇がないため力を加減して斬る癖までつけてしまっている。

唯一尊敬した人 八千流

もともとは流魂街の中でも最も治安の悪い北流魂街80地区「更木」の出身でその地名を姓にして剣八の名を自ら名乗った。当時から戦闘に明け暮れており強い相手を求めて戦い続けていた中で後の四番隊隊長となる初代剣八・卯ノ花八千流と出会う。

初めての実力の拮抗した相手との戦いを楽しむ更木剣八だったが、無意識のうちに初めて会った強敵を失うことを恐れて自分の力を抑えこんでしまい敗北する。それから更木は卯ノ花を尊敬することになるが卯ノ花は更木に力を抑えさせてしまった自分を不甲斐なく思い、剣八の名を捨て卯ノ花烈と名乗ることになる。

霊圧


登場当初は無意識に垂れ流す霊圧だけで一護の斬撃を受け止めたほどで、戦闘の専門部隊である十一番隊を率いていることからも護廷十三隊の中でもトップクラスの実力者であることは間違いないだろう。

攻撃力


眼帯を外した時の攻撃力は圧巻。しかし斬月の力を借りたとはいえ始解を習得したばかりの一護に押し負けてしまっているうえ、そのほかの戦闘でも圧倒的な力で粉砕するというよりはタフさゆえの粘り勝ちが目立つ。

タフさ


タフさに欠けては右に出る者はいないだろう。幾度切り殺されても絶対に倒れないという剣八の名にふさわしく、それどころか斬られながらも笑って反撃してくる様は狂人としか言いようがない。

速力


特に目立った描写はないため可もなく不可もなくといったところだろう。そもそも戦闘スタイル的にも敵の攻撃を回避しないため速力はあまり気にしていないのではないか。

戦闘技術


始解の能力も卍解もなしに隊長格として十分すぎるほどの強さを誇っているのはある意味基礎技術が優れているとも言えるが、卍解が使えないというだけでも戦略の幅が狭く大きなマイナスポイントだろう。ただしギリギリの戦いを愉しむという技術にかけては天才的と言える。

プロフィール

  • 誕生日 11月19日
  • 星座 さそり座
  • 年齢 不明
  • 身長 202cm
  • 体重 90kg
  • テーマミュージック:Superpredators”/MASSIVE ATTACK『MEZZANINE』収録

始解 野晒(のざらし)

解号:呑め(のめ)

剣八の斬魄刀は常時解放型のため常に始解の状態だが、斬魄刀の名前すら知らないため能力を使った戦闘は行っていない。千年血戦篇では見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の襲撃に備えた卯ノ花八千流との修行(というより殺し合い)で斬魄刀の声が聞けるようになったため今後その能力が明らかにされるかもしれない。

ん?常時解放…のはず…あれ…?

卍解

全隊長の中で唯一卍解を習得していない。白哉いわく卍解は始解時の5倍~10倍に戦闘能力がハネ上がるため、始解で他の隊長格に引けを取らない剣八が卍解を習得すれば理論上他の隊長の5倍以上の実力を持つことになる。

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