平子真子は藍染謀反後の二学期に一護たちの高校に転校してきたオカッパ頭の男で飄々とした態度で振る舞い関西弁で話す。自身の内なる虚(ホロウ)に頭を悩ませていた一護の前に現れ、自分たち仮面の軍勢(ヴァイザード)の仲間になるように勧め、一護の中の内なる虚を制する手助けを行った。
藍染との因縁
その正体は110年前の護廷十三隊・五番隊隊長で、藍染の実験に巻き込まれ虚化させられたところを浦原と鉄裁に保護され現世に身を潜めていた。なお、当時の浦原の技術力では虚化を抑えることはできず現世に来た後に虚化を抑えることに成功した。
このことから浦原には感謝の念を抱いており、藍染を恨んでいたため空座町の決戦では仮面の軍勢のメンバー達と共に戦場に馳せ参じた。その後は一護が死神の力を取り戻すまでの17ヶ月の間に五番隊隊長に復帰している。
また、隊長を務めていた頃から藍染には警戒しており監視しやすくするために自身の副隊長にしたうえで斬魄刀の能力などは一切教えていなかった。しかしそれゆえに藍染と一定の距離感を保っていたため、事件までの一月の間藍染が鏡花水月を使って別人に入れ替わっていたことに違和感を感じることもできなかった。
霊圧
斬魄刀を解放することもなく片腕のグリムジョーを上回る力を持つ。藍染との戦いでは斬魄刀の能力を活かして手傷を負わせたものの次の瞬間には「ただの目の錯覚」と斬り捨てられてしまったあげく、その後の隊長たちとの連携では藍染の催眠能力に陥り雛森を袋叩きにする手助けをしてしまった。
攻撃力
もともとは真っ向から戦うタイプではないが虚化を完全に制御しているため虚閃(セロ)を放つなど単純な攻撃力も強化されている。
タフさ
藍染には一刀のもと斬り伏せられてしまったが死神と虚両方の力を持つ数少ない隊長である。
速力
元隊長のため瞬歩はかなりのレベルで習得していると考えていいだろう。
戦闘技術
斬魄刀・逆撫の能力を活かした特殊な攻撃を得意とする。特技の逆さま書きや初登場時に行っていた上下を逆転して空中に浮遊したままの飲食はそれに慣れるための鍛錬の一貫でもあるのだろう。
プロフィール
- 誕生日 5月10日
- 星座 おうし座
- 身長 176cm
- 体重 60kg
- 好きな食べ物
- 嫌いな食べ物
始解 逆撫(さかなで)
解号:倒れろ
柄尻に丸いリングがついており刀身には包丁のように等間隔に丸い穴が五つ空いている。振り回すことで特殊な香りを振りまきそれを吸ったものの上下前後左右、さらには見えている方向と斬られる方向の感覚を逆にする能力を持つ。
卍解
現在はその能力の名前も明らかになっていない。
技
タンマ落とし
相手の顔に手をかざして意識を飛ばす技。
暖簾捲り(のれんめくり)
空間を引き裂き、鬼道などで隠れた相手を暴く技。過去編では浦原との話を隠れて立ち聞きしていた藍染を見破った。
虚閃(セロ)
虚化を制御しているため本来虚の技である虚閃(セロ)を放つことができる。