阿近(あこん)は護廷十三隊十二番隊の第三席にして技術開発局副局長を務める死神。技術開発局創設時からのメンバーの一人で、それ以前は涅マユリと共に蛆虫の巣に居た。額に角が生えた鬼のような外見をしている。
涅マユリからは気に入られているようで副局長としての技術も確かなもの。気付かれていないのか、気付いても放置されているだけなのかはわからないが、マユリの部屋に監視カメラを仕掛けているようで、千年血戦篇ではマユリが部屋にこもって行っている実験をみて驚愕していた。
霊圧
護廷十三隊の中でも技術開発局は頭脳労働のため、他隊に比べて特に霊圧を必要とされない部隊だと考えられる。戦闘に関しては四番隊が最弱とされているが、実際のところマユリとネム以外は研究室にこもりきりで、四番隊以上に前線に出ていない。
攻撃力
上記と同様の理由から第三席といえども攻撃力に長けているとは考えづらい。もっとも、妙な薬物や道具は喜助やマユリの次くらいに使用しそうではあるが。
タフさ
戦闘に出ていないのだから打たれなれていないだろう。
速力
仮にも護廷十三隊の一員なのだから訓練はしているだろうが、技術開発局の仕事はその名の通り技術の開発によって瀞霊廷を護衛することなので、戦闘を主体とする他の部隊と同等の鍛え方はしていないだろう。
戦闘技術
これも同じ理由で秀でているとは考えにくい。ただ、戦闘に直結する技術ではなく戦闘を有利にするための道具を開発する技術はマユリに次ぐだろう。
始解
第三席という席次を考えれば始解くらいは習得していてもよさそうだが今のところ明らかにされていない。もしかすると阿近もマユリのように斬魄刀を改造しているのだろうか。