月島秀九郎はかつてXCUTIONのリーダーだった男。スーツにサスペンダーを着用し常に本を持ち歩いている。寡黙で落ち着きのある性格だが常に何かを企んでいるような笑みを浮かべており、XCUTIONを抜けたあとは目的は不明だが一護を銀城たちと接触させまいとしており敵対関係にある。
かつて銀城たちとともにいたころは死神と人間両方の力を持つ者に能力を渡すことで完現術(フルブリング)を取り除けることを発見し力を消し去るために力を合わせていたが、ようやく見つけた死神代行が何人かの仲間の力を受け取ったとき急にその死神代行と力を受け渡した仲間を殺害し姿を消した。
月島の正体
上述は全て月島が自身の能力により銀城に「挟んだ」偽の過去で、実際は仲間関係にあった銀城と事前に計画して一護に完現術を与え、その能力を奪うことを目的としていた。また、石田に重傷を負わせたのも月島ではなく銀城である。
銀城をもう一度斬ることで記憶を元に戻したあとは一護の増援にやってきた朽木白哉と交戦。能力によって白哉と共に鍛錬した過去を挟むことで千本桜や白哉の使う鬼道全てに対しての対抗策を知り優勢に戦うが白哉が即席で考えた戦い方までは読めず、千本桜を素手で掴んで放つという攻撃で身体に穴を開けられ敗れる。
また、白哉に過去を挟み込んだことによって恩人と認識させてもいたため戦いのあとで「恩人にこんなことをして心は痛まないのかい?」と問うが、誰の恩人であろうと黒崎一護の敵であれば殺すに些少の躊躇いもないと返された。
霊圧
白哉に太刀傷を負わせ、さらには攻略法を知ったとはいえ千本桜を攻略するほどの高い実力を見せた。たしかに強力な能力だが基礎的な能力が低ければ白哉に傷一つつけられなかっただろう。
攻撃力
肩口からの斬撃をクリーンヒットさせたにもかからわず白哉の動きを鈍らせることすらできなかった。能力が強力な反面通常攻撃による殺傷能力は低いのかもしれない。
タフさ
敵の能力を看破したことで油断していたのか一撃で致命傷を与えられてしまった。
速力
護廷十三隊でも屈指の速さを誇る白哉を斬るにはそれに対抗するだけのものが必要だっただろう。完現術者(フルブリンガー)の高速移動術である完現光(ブリンガーライト)を最も使いこなしていたのは彼なのではないだろうか。
戦闘技術
自身の能力を使いこなして様々な変則攻撃を繰り出し一太刀浴びせることで絶対的な優位を作り出した。それだけになぜああもあっさりと敗れてしまったのだろうか。
プロフィール
- 誕生日 2月4日
- 星座 みずがめ座
- 血液型 BB型
- 身長 198cm
- 体重 73kg
完現術(フルブリング) ブック・オブ・ジ・エンド
本のしおりを変形させた刀で斬りつけた対象の過去に自身の存在を挟み込み相手の過去を自在に改変させる能力。対象は人間や死神に限らず地面や落ち葉などの無機物から斬魄刀のような霊子体に至るまであらゆるものに過去を挟むことができる。