ザエルアポロ・グランツは藍染惣右介の手で未完成の崩玉によって破面(アランカル)になった第8十刃(オクターバ・エスパーダ) 。虚圏(ウェコムンド)内では最高の研究者として知られる研究者で、本人いわく戦闘力はあまり高くないが収集した敵の情報を解析して戦うことを得意とする。
虚夜宮(ラスノーチェス)内に侵入した恋次・雨竜と交戦し、ペッシェやドンドチャッカも戦列に加わるが、様々な戦術と邪淫妃(フォルニカラス)の能力で4人を追い詰め、応援に駆けつけた涅マユリとマッドサイエンティスト同士の対決を見せる。
金色疋殺地蔵に食われるもネムの体内に自分自身の卵を産みつけて復活、しかしその際に投与された薬によって感覚のみが超人化して肉体がついていけなくなりマユリに倒された。
外見は美形であるにもかかわらず教育上よろしくない単語を平気で発言し、カラー絵でも目がイっていることが多い残念なイケメン。
十刃(エスパーダ)になるまで
ネリエルが第3十刃(トレス・エスパーダ)だった当時は十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)であり、ノイトラがネリエル達3人を虚夜宮(ラスノーチェス)の外へ放り出す際に自らの技術を使って協力していた。
小説「BLEACH Spirits Are Forever With You」ではかつてはり第0十刃(セロ・エスパーダ)だったが、完全なる生命となるためにイールフォルト・グランツを分離させた結果アジューカス級にまで退化し、十刃落ち(プリバロン・エスパーダ)となったことが明らかになっている。
もともとは1つの存在だった兄のことをカス呼ばわりしているが、わざわざ分離させるくらいなのだから余程いらない部分だったのだろう。
霊圧
雨竜と恋次を含む4人がかりでも敵わなかったことから戦闘能力は高そうだが、事前のデータ収集や対策などの情報戦で大きく勝っていたと思われる。
攻撃力
単純な攻撃力は低いが帰刃(レスレクシオン)形態になると対象を羽根で包み込むことで、傷付ければ対象者も同じ箇所に傷が付く人形を作り出す。
タフさ
傷ついた時に食べることで回復するように従属官(フラシオン)を改造していたり、相手の体内に自身の卵を産み付けて復活したりとあらゆる回復手段を用意しているため倒すのは容易ではない。
速力
自ら戦うことは好まず特に近接戦闘を仕掛ける素振りがなかったことから本人が素早そうには見えない。
戦闘技術
雨竜や恋次を圧倒したが戦闘前に相手の情報を集めて対策を練っており、何の事前情報もなく乗り込んだ雨竜たちを追い詰めたのも頷ける。
プロフィール
- 誕生日 6月22日
- 星座 蟹座
- 身長 185cm
- 体重 67kg
- 司る死の形 狂気
帰刃 邪淫妃(フォルニカラス)
解号:啜れ(すすれ)
斬魄刀を口から飲み込むことで解放状態となる。解放状態は下半身が触手に覆われ背中には4本の細長い羽が生えており、左目の周りはピエロを思わせ仮面紋がある。複数の能力を保持している珍しい帰刃(レスレクシオン)。
技
球体幕(テロン・バロン)
羽で全身を覆って敵の攻撃をガードする。