一貫坂慈楼坊(いっかんざかじろうぼう)は護廷十三隊七番隊の第四席席官。最強の飛び道具使い「鎌鼬」(かまいたち)の称号を持つためまたの名を鎌鼬慈楼坊(かまいたちじろうぼう)という。流魂街出身の巨漢で長方形の顔とぶ厚いたらこ唇が特徴。四大瀞霊門門番である兕丹坊の弟。
一護たちが尸魂界(ソウル・ソサエティ)に侵入した際、石田雨竜・井上織姫と交戦するが石田に「鎖結(さけつ)」と「魄睡(はくすい)」という霊力の発生を司る急所を撃ち抜かれて敗北、霊力を失うため死神には戻れなくなった。
石田には最初から織姫ばかり狙っていたことを見抜かれ「常に女性から狙うなんて無様な真似、そうそうできることじゃない」と評された。それにしても最強の飛び道具使いの称号を持つ死神が隊長でも副隊長でもなく第四席なのはある意味驚きである。
霊圧
手段を選ばぬ卑劣な戦法と飛び道具を駆使して戦うため霊圧自体はさほど大きくないのではないか。席官クラスであることと、一応最強の飛び道具使いであることを考慮して星2つにした。
攻撃力
斬魄刀の能力が手裏剣なので決定力はあまりないだろう。ある程度ダメージを与えた後は能力を使わず刀として使った方が決定打としては優秀なのではないか。
タフさ
石田に圧倒されてしまったため詳しくはわからない。それも正確に急所を突かれてしまったため気力や精神力で耐えられるものではなかっただろう。
速力
飛び道具使いなので自身はあまり移動せずに戦う。飛び道具を操る速度には自身があったらしいがそれも一瞬で石田に全て撃ち落とされている。
戦闘技術
すぐに片付けられそうな方を先に狙ったり人質に利用しようとすること自体は一つの戦い方なのかもしれないが、それならばベラベラとしゃべって悠長に戦っている場合ではない。彼の最大の弱点はその慢心にあるといえるだろう。
プロフィール
- 誕生日 1月8日
- 星座 やぎ座
- 身長 231cm
- 体重 172kg
始解 劈烏(つんざきがらす)
解号:羽搏きなさい(はばたきなさい)
解放すると刀身が無数の手裏剣となって宙に浮き、自在に操ることができる。本人いわくこれを見て生き延びたものなど一人もいないらしいが、石田にひとつ残らず正確に破壊されてしまった。