アーロニーロ・アルルエリは第一期「刃(エスパーダ)」の生き残りで現第9十刃(ヌベーノ・エスパーダ)の破面(アランカル)。十刃の中では唯一のギリアン級で当時は崩玉も未覚醒だったためか完全な人間形態ではなく、特に頭部は液体の入ったカプセルにボール状の顔が浮いているといった特異な形状となっている。
織姫を救うために虚圏(ウェコムンド)に向かったルキアの前に志波海燕の姿で現れ仲間全員の首を持ってくるように告げるも、海燕なら冗談でも口にしないような卑劣な言葉から本人ではないと見抜かれてしまう。
しかし姿だけでなく斬魄刀や戦闘スタイルに至るまで全て海燕そのものでルキアは確信に至れなかったが、宮に入るまで仮面を取らなかった点に不自然さを感じられ壁を破壊して陽の光を浴びせることでその正体がアーロニーロであることを見破られる。その後も海燕の姿に戻り優勢に戦うも参の舞・白刀で頭部を貫かれて消滅した。
霊圧
現十刃(エスパーダ)の中では唯一のギリアン級出身で十刃内の序列もヤミーの解放後は最下位となるため地力は最も低いと見ていいだろう。
攻撃力
能力からしてかなり多彩な技を持っているはずだがルキアとの戦いでは海燕の姿と能力しか使用しなかった。精神的効果を狙ってのことでもあり実際その戦略は途中まで成功していたが、解放状態になると今までに喰らった33650体の虚の能力を全て同時に発現できるようになる。
タフさ
不意を突かれたとはいえあまりにもあっけない最期だった。安心して高笑いしていないでもう少し警戒するなり攻撃を畳み掛けて完全に戦闘不能に追い込むべきだったろう。
速力
ルキアとの戦いでは鬼道や参の舞・白刀など見たことのない技は全てクリーンヒットさせられている。事前に知っている攻撃は予知して避けてはいたがスピードそのものはさほど速くないのではないか。
戦闘技術
作中では発現させなかったが今まで取り込んできた全ての霊体の能力を使用できるという点においては驚異と言える。しかし敵の恩人の姿になったからといって油断してやられるあたり元がギリアンだけに知力が低いのだろう。
プロフィール
- 誕生日 4月23日
- 星座 おうし座
- 身長 205cm
- 体重 91kg
帰刃 喰虚(グロトネリア)
解号:喰い尽くせ
虚(ホロウ)の屍骸を喰らうことでその霊圧と能力を自分のものにできる能力。取り込んだ霊体の姿と能力を発現させることができるが陽の光を浴びると解かれてしまう。解放すると巨大なタコのような姿になり今までに喰らった33650体の虚の能力を全て同時に発現できるようになる。
なおメタスタシアを取り込んだ際に海燕の霊体も同時に取り込んでいる。
技
認識同期
戦った敵の情報を瞬時に全ての同胞に報せることが出来る第9十刃の役目でもあり能力。