ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンクは破面(アランカル)ネル・トゥの本来の姿。外見は少女から成人女性のような姿になり山羊の髑髏のような仮面を頭にかぶっている。解放前とはいえノイトラを圧倒するほどの高い実力を持ちながらも戦いを好まない平和的な性格。
かつては藍染のもとで第3十刃(トレス・エスパーダ)の地位についていたがノイトラとザエルアポロの策謀により背後から頭を割られ、従属官(フラシオン)だったドンドチャッカ、ペッシェとともに虚夜宮(ラスノーチェス)の外の砂漠に放り出された。
その直後に体が縮み幼女の姿になるとともに記憶を失った。これはザエルアポロですら見たことのない現象でザエルアポロは「仮面に負った傷から霊圧が流れ出て霊体自体が縮小した」と推測したが、後に一護が危機に陥った際に元の姿に戻ったことを考えれば疑問が残る。
元・十刃(エスパーダ)の実力
グリムジョーとの死闘直後にノイトラの襲撃を受けた一護の危機に元の姿に戻りノイトラと交戦。素で圧倒したうえ刀剣解放して止めを刺そうというまさにその時、再び幼女の姿に戻ってしまい一護共々剣八に助けられた。
霊圧
ノイトラはネリエルがいなくなってからの長い年月で十刃(エスパーダ)の実力が上昇したことを示唆していたが、それとは裏腹に目の前のネリエルに手も足も出なかった。
攻撃力
歴代全十刃(エスパーダ)中最高の硬度を持つノイトラの鋼皮(イエロ)を貫いて大きなダメージを与えている。
タフさ
ノイトラとザエルアポロの手によって不意を突かれたとはいえ決定打を浴びてしまい力を失い幼女の姿になってしまった。
速力
近距離戦でもノイトラに引けを取らず、解放後はかなり離れた場所からの攻撃だったにもかかわらずクリーンヒットした。
戦闘技術
基本的には戦いを好まないがいざ戦闘をはじめると容赦なく立て続けに攻撃を浴びせ続け圧倒するなど冷徹な一面も見せた。
プロフィール
- 誕生日 4月24日
- 星座 牡牛座
- 身長 176cm
- 体重 63kg
帰刃 羚騎士(ガミューサ)
解号:謳え(うたえ)
解放後は下半身が馬となりケンタウロスのような姿となり巨大な槍(スピアではなくランス)を武器とする。
技
重奏虚閃(セロ・ドーブル)
相手の発した虚閃(セロ)を受け止め、飲み込んで自分の虚閃(セロ)を上乗せして相手に返すカウンター技。
翠の射槍(ランサドール・ヴェルデ)
手に持った巨大な槍を敵めがけて投擲する。