真央霊術院は約2000年前に山本元柳斎重國によって設立された死神を養成するための学校。設立当初は死神統学院という名称でだったが死神以外の鬼道衆・隠密機動も輩出していることから真央霊術院と名を改めた。現在でも統学院と呼ばれることもある。
浅打の授与
入学するとともに院生は無銘の斬魄刀・浅打を授与され、この刀と寝食を共にし練磨を重ねることで魂の精髄を刀に写し取り「己の斬魄刀」を創り上げる。全ての斬魄刀はこの刀が原型となっており浅打を作っている二枚屋王悦は「何にでもなれる最強の斬魄刀」としている。
特進学級
真央霊術院に入学するためには試験に合格する必要がありこの試験において優秀な成績を収めたものは特進クラスである一組に集められる。このクラスは将来の護廷十三隊入隊にとどまらずゆくゆくは各隊の席官以上となることを目標とし、授業内容も他クラスとは異なる。
三番隊、五番隊、六番隊の副隊長である吉良イヅル、雛森桃、阿散井恋次はこの特進クラス出身の同期であることがわかっている。
流魂街からの入学
流魂街(るこんがい)出身でも霊力の素養を持つ者は真央霊術院に入学することが可能で、死神の住む瀞霊廷内との生活格差から恋次やルキアのように死神を志願して入学するものもいる。
豪華な生活を夢見るというよりは流魂街のあまりの治安の悪さから地域にもよるが生活するためには他に方法がないと言える。特に大多数が腹は減らないため食事が必要ない流魂街において霊力の素養を持つ者は霊力を使用することによって腹が減るため同じ地域で生活するのは難しいのではないか。
護廷十三隊入隊後も心情的差別はあるものの、隊長や副隊長にも流魂街の出身者は多く
- 市丸ギン
- 松本乱菊
- 日番谷冬獅郎
- 狛村左陣
- 東仙要
- 更木剣八
- 草鹿やちる
などが挙げられる。