久南白（くなましろ） | ブリーチ屋敷

久南白（くなましろ）は仮面の軍勢（ヴァイザード）のメンバーで白いライダースーツとゴーグル、緑色の髪が特徴の少女。織姫に負けず劣らずの天然で自己主張が激しく人にあだ名を付けて呼ぶなど子供のような純粋な性格をしている。

ライダースーツに手袋、スカーフ、ブーツといった服装、そして虚化したときに出現するバッタのような仮面、挙げ句の果てに空座町の戦いで使用した白キックなど某ライダーヒーローを彷彿とさせる。

101年前は護廷十三隊・九番隊の副隊長で六車拳西の部下だったが藍染の策略によって虚化（ホロウか）させられた。なお、付き合いが長いためか拳西のことだけは呼び捨てで呼んでいる。

霊圧

虚化時は十刃（エスパーダ）レベルの霊圧を有するとされるワンダーワイスに対しても優勢に戦っていたが、拳西の忠告を聞かず戦い続け虚化が解けたところを攻撃を受けて負傷した。

優勢に戦っていたものの倒すには至らず大きなダメージも与えられていなかった。斬魄刀を使わなかったところを見るともともと白打中心の戦闘スタイルなのかもしれないが、虚化時間や虚閃（セロ）を足で放つなど虚化を最も使いこなしているのは白なのかもしれない。

平常時であれば15時間ものあいだ虚化を持続することができるうえそれが最初からできたため仮面の軍勢の中で唯一虚化保持訓練を行っていない。ただし虚化が解けたときの耐久力はワンダーワイスの一撃で戦闘不能に陥る程度。

有利な戦いをしていたとはいえスピードの差はさほどなくマフラーを掴まれて投げられることもあった。

彼女の場合、戦闘というより考えなしに遊んでいるのではないだろうか。空座町の戦いでも拳西が交代のために控えてくれていたにもかかわらず忠告を無視して反撃を受け、魂魄消失事件では先遣隊の死覇装が被害者と同じ状態で見つかったにもかかわらずそれを見ても何も思わないなど考える力が欠如しているとしか思えない。

斬魄刀は所持しているが戦闘ではもっぱら白打と虚閃（セロ）を使用していたため名前も能力も明らかになっていない。