拘突は現世と尸魂界(ソウル・ソサエティ)の間にある空間・断界(だんがい)に7日に1度現れる侵入者を排除するための気流。煙でできた汽車のようなもので正面上部にはライトのようなものがついている。
拘突の驚異
恐ろしいスピードで侵入者に迫り来るうえ、拘突に追われれば断界に入った時間軸から100年単位で時間軸がずらされるため断界から出た途端に体が付いていけずに死んでしまう。そのためかつては現世への通路であると同時に流刑地でもあった。
一護たちが初めて尸魂界に向かった際は運悪く拘突に追われることとなったが、浦原喜助の技術力の高さによって数日の誤差が発生しただけで済んだ。
回避する方法
そもそも拘突は非正規ルートで断界に入った者を排除するシステムのため正規の穿界門から正規ルートを通れば拘突が現れることはない。しかし正規のルートを通るためには通行者一人につき一匹ずつ地獄蝶を連れている必要があるため、基本的には死神しかこのルートを通ることはできない。
拘突の破壊
拘突は純然たる理(ことわり)のため本来死神にどうこうできるものではない。しかし崩玉を取り込んだ藍染はいとも簡単に破壊してみせている。
一心いわく拘突がなくなったのを放っておくとマズイらしいがその後どうなったのかは明らかになっていない。しかし死神にどうこうできないようなものをどうやって復旧させるつもりなのだろうか。