作中屈指の人気キャラである浦原喜助!そんな浦原喜助には、これまた作中トップクラスにオサレな「名言」が多いのです!今回はそんな浦原喜助の名言を厳選していくつかご紹介していこうと思います。むしろ紹介せずにはいられないような名言が揃っておりますのでぜひお楽しみください。
死にに行く理由に他人を使うなよ
これは原作第7巻のワンシーンになります。
朽木ルキアの現世への滞在と死神の力の譲渡という規律違反に対し、遂に尸魂界側から刺客(朽木白哉、阿散井恋次の2名)がやってきてルキアを処刑するため連れ去ろうとする。阿散井恋次に対して石田が奮闘するも敗北、駆けつけた死神化した黒崎一護も朽木白哉の圧倒的強さの前に敗北、死にかけた所を浦原喜助に助けられたその場面でのことです。無謀にも尸魂界へ急いで助けに向かおうとする黒崎一護に、浦原喜助が言葉をかけます。
黒崎「どうやるんだ!?どうしたら行ける!?(尸魂界への行き方)教えてくれ!!」
浦原「勿論教えますよ ただし条件が一つ」
「これから十日間 アタシと一緒に戦い方の勉強をしましょ」
黒崎「(急ぐ黒崎はその条件へ文句を、etc…)そんなコトしてる間に少しでも早く・・・」
浦原「分かんない人だな」
「言ってるんですよ 今のままじゃキミは死ぬ・と」
(黒崎一護を朽木白哉、阿散井恋次とわざと対面させて実力差を直接感じさせたと説明する浦原喜助)
浦原「キミは弱い 弱者が敵地に乗り込むこと それは自殺って言うんスよ」
浦原「朽木サンを救うため?甘ったれちゃいけない」
~「死ににいく理由に他人を使うなよ」~
これまでの浦原喜助は、実力正体共に謎に包まれた上にいつもひょうひょうとしていて掴めない雰囲気のキャラでしたが、そんなキャラから真剣な顔付きでこのセリフが放たれたのです。今考えれば多くの戦いを経験してきて、さまざまな死んでいくものたちを見てきた者としての浦原喜助の言葉の重みを感じられます。初めてこのシーンを見た時も、振り返ってこのシーンを見た時でも違った感動を受けてしまいますね。
誰も見たことのないものを創るなら自分の手で
筆者は浦原喜助といえば、やはり対アスキンナックルヴァール戦だと思っています。浦原喜助自体、BLEACHの中でもトップクラスのオサレキャラだと思っておりますが、このアスキンナックルヴァールも中々に読者に刺さるオサレなキャラになっており、この2人の戦いは作中でもかなり激アツなシーンなのでぜひご覧になっていただきたいです!
そんな2人の戦闘シーンからまず1つ目。
浦原喜助はアスキンに対して、忠誠心(ユーハバッハへの)で動いているようには見えないと投げかけると、それに対してアスキンが応えます。
アスキン「現世、虚圏、尸魂界 世界を3つも潰してその後に何か創ろうとしてる。そんな人が陛下の他に居るか?例えばここで陛下を逃して その次に誰かそんな奴が出てきてくれると思うか?」
逆にアスキンは浦原に対して投げかけます。
アスキン「浦原喜助 あんたは物知りだ この世の全てを見てきたってカオしてる。そのあんたが思わねえのか? 3つの世界を潰した後に陛下が何を創るのか それを見たいと思わねえのか?」
浦原はアスキンに切ってかかり、その後。
浦原「・・・思わないっスね。涅隊長ならあるいは 新しい何かを見たいと言ったかも知れません。だけどそれでも ユーハバッハの創ったものを見たい訳じゃないんス」
~「誰も見たことのないものを創るなら自分の手で、それが科学者ってもんス」~
浦原喜助の見せる、科学者としての矜持。普段の雰囲気からは想像のできないような、男として譲れないものがあるというのに近い、アツいセリフがこのシーンです。
死なないために死ぬほど準備することなんてみんなやっていることでしょう
この対アスキンナックルヴァール戦が決着した後のセリフです。浦原喜助の名言の中でも、筆者が1番好きなセリフになっております。詳しい解説をしたい所ですが、この名勝負がどうやって終結したのかを皆さんに直接見ていただきたいので、どういう方法で戦いに決着が付いたのかなどはネタバレ防止のため説明を避けさせていただきます。
結果のみでいうと、拮抗した戦いの末にかなりの痛手を負いましたが浦原喜助の勝利という結果になります。アスキンは、驚きの方法で自身に勝利した浦原喜助に対して
アスキン「・・・そんな事まで読んでたってのか?」
それに対して浦原は、
浦原「いいえ 言ったでしょ。役に立つ”かも知れないと思った”んス。だから”備えた”」
浦原「千の備えで一使えれば上等 可能性のあるものは全て残らず備えておく それがアタシのやり方です」
(ここのセリフもかなりカッコイイですね!!)
返答に驚くアスキン。
アスキン「・・・ムチャクチャだな」
浦原は平然と応えます。まるで当たり前かのように。
浦原「何がです?」
~「戦いですよ。負けたら死ぬんス。死なないために死ぬほど準備することなんてみんなやっていることでしょう。」~
多くの戦いと、さまざまな死んできた者たちを見てきた浦原喜助の言葉の重みを1番感じられるセリフです。浦原にとって戦いは、この考え方のもとに挑むというのが当たり前で、一種の信念のようなものを感じます。このこだわりと言葉の重みも相まって、私はこのセリフが1番好きですね!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
やはり痺れるセリフの多いBLEACHの中でも、浦原喜助というオサレなキャラの名言は特にアツいセリフだらけだったかと思います。
個人的にはやはり、アスキンナックルヴァール戦を見ていない方はぜひご覧になっていただいたあとに、こちらの記事ももう一度見ていただけるとさらに楽しめると思うので、オススメです!