松本乱菊(まつもと らんぎく)

松本乱菊(まつもと らんぎく)

出典:Bleach(ブリーチ) 久保帯人

松本乱菊は護廷十三隊・十番隊の副隊長。金髪のロングヘアーと溢れんばかりの巨乳が特徴のグラマラスな女性。性格は男勝りでサバサバしているうえ酒豪でもある。マイペースで、特にデスクワークに関してはすぐに仕事をサボる癖があるためその分の負担がいつも日番谷に回ってくる。

普段は良く言えば明るく天真爛漫、悪く言えば雑でいい加減だが、緊急時にはしっかりした態度で抜かりもなく、頼れる副隊長となる。また、姉御肌な面もあるため頼りにされることも多い。

魅力的な容姿から彼女に惹かれている男性も多く、檜佐木や射場が「カラブリ+」でデレているほか、浅野啓吾やコンからその巨乳を「刃」「凶器」などと評されたこともある。

京楽と檜佐木とは呑み友達だが、酒代が馬鹿にならず常に金欠気味のため飲みに行く時は大抵人を誘って奢らせている。

日番谷との関係

現隊長である日番谷がまだ幼かった頃、彼のあまりに巨大な潜在的霊力をコントロールし切れておらず、同居していた彼の祖母が凍えていたこともあって死神になって霊圧のコントロールを覚えることを勧めていた。

志波一心が隊長であった頃には副隊長となっており、日番谷は三席だったため呼び捨てにしていた。しかしその性格からか一心には「お前が隊長になったら隊が崩壊するから、次の隊長は冬獅郎だ」と言われており、事実そうなっている。ちなみにこの頃からサボりぐせがひどく、一心の仕事の配分をこっそり増やしていた。

かつての部下に抜かれた形になってしまったが、日番谷への信頼は厚く戦闘時の連携は護廷十三隊の中でも群を抜いている。

市丸との関係

かつて藍染の崩玉の実験のために彼の部下たちに魂の一部を削り取られ、流魂街で行き倒れていたところを市丸ギンに助けられて同居していた。その時に市丸が差し出してくれた干し柿は彼らの共通の好物となっている。

このことは市丸が藍染を狙うきっかけとなっており、削られた乱菊の魂の一部を藍染から取り戻すために市丸は死神となり、藍染の配下についた。市丸はこのことを乱菊に話していなかったため、藍染と行動を共にする市丸の思惑が乱菊にはわからなかった。

空座町での藍染との決戦でアヨンに重傷を負わされながらも市丸の真意を確かめるため尸魂界(ソウル・ソサエティ)に急ぎ、その目的を問いただすが巻き込まれないよう「白伏」によって気絶させられた。

その後意識が戻り市丸の霊圧が消失したことを感じ取って急行したが彼は言葉も形見も残さずに亡くなってしまった。最後まで市丸の正確な目的を知ることはできなかったが、彼に好意を抱いていたことを実感しており、死後もその想いを忘れなかった。

霊圧


尸魂界(ソウル・ソサエティ)編では吉良イヅルと互角の戦いを繰り広げたが、その後は敵の強さの急激なインフレに伴ってこれといった活躍することがなくなった。ただし吉良との戦闘は斬魄刀の相性から見てかなり優勢だったのではないだろうか。

攻撃力


目立った攻撃シーンはないがアニメでは斬魄刀でコンクリートや鉄筋を切断してみせたこともある。

タフさ


主だった戦闘シーンはアパッチ、ミラ・ローズ、スンスンとの戦いだが、3人の腕を融合させた怪物アヨンに一瞬にして致命傷を負わされた。

速力


アヨンには手も足も出なかったが他の副隊長たちにもどうにかできるレベルではなかった。尸魂界編での吉良との戦いを見る限りそれほど力の差はないように感じられる。

戦闘技術


日番谷との連携など高度な戦闘も可能だが無鉄砲なところがあり、日番谷にハリベルを任せてその従属官3人とたった1人で戦おうとした。

プロフィール

  • 誕生日 9月29日
  • 星座 天秤座
  • 身長 172cm
  • 体重 57kg
  • 好きな食べ物 干し柿
  • 嫌いな食べ物 タケノコ

始解 灰猫(はいねこ)

解号:唸れ(うなれ)

解放とともに刀身が灰となり、柄を振ることでその灰を被った箇所を斬り裂くことができる。原理は違うが実質的にも描写的にもほとんど千本桜とかぶってしまっている。

猫輪舞(ねこりんぶ)

灰猫を相手の周囲に高速旋回させ取り囲む。徐々に半径を狭めていき触れたものから切り裂いていくつもりだったのだろうがアパッチたちの虚閃(セロ)によって弾かれた。

卍解

副隊長という役職や戦闘能力から卍解は習得していないと思われる。

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