ブリーチの最終回を予想してみた

2001年からから週刊少年ジャンプにて連載されている人気漫画BLEACH-ブリーチ-。現在最終章と銘打って「千年血戦篇」が進行中だが、今後どのような展開になるのか筆者の勝手な思惑を交えながら予想してみた。

千年血戦篇は本当に最終章なのか

公式に「最終章」を銘打っているため普通に考えれば間違いないのだろうが、ジャンプ編集部の引き伸ばしグセ人気作品の連載を少しでも長く楽しんでもらおうというジャンプ編集部の心意気を考えればいささか疑問が残る。

さらに伏線や設定の一貫性よりも、ライブ感を重視してストーリーを組む久保帯人先生の作風からも、終わってみたら「次が最終章です」とか言い出しそうで怖い。

しかし、こういっては何だがBLEACH-ブリーチ-が爆発的な人気を誇り、ジャンプの看板漫画だったのは初期の尸魂界(ソウルソサエティ)篇連載時であり、最近の掲載順位を考えても新章を作ってまで引き伸ばすこともないとも考えられる。

いずれにしろ新章の可能性まで予想すると辛いので、ここでは千年血戦篇が最終章になるとして話を進める。

藍染の再登場はあるのか

地下監獄最下層・第8監獄「無間」に投獄されている藍染だが、封印される直前に霊王についての発言を残していることや、投獄中にも関わらずユーハバッハの考える5人の特記戦力に入っていたことなど、今後何かしらの形でストーリーに関わってきそうな伏線が張られている。

霊王の統治には不満を覚えているようだが、ユーハバッハの勧誘は断っており、順当に考えれば滅却師(クインシー)側につくことはなさそうだ。(ユーハバッハが勧誘を断ったことにしているだけで、実は影で共謀している可能性もあるが)

味方として再登場する可能性も否めないが今のところ改心する要素が全く無い。もう一つの可能性としては脱獄して第三勢力となる可能性もある。鏡花水月の卍解も未登場のため是非とも再登場はさせてほしいところだ。

ユーハバッハはラスボスなのか

「千年血戦篇」というタイトルや現在までの「滅却師VS死神」の構図から順当に考えればラスボスはユーハバッハだろうし、ラスボスとしての貫禄も十分だが、意外な展開を意識して別のラスボスを用意するような気がしてならない。

その場合考えられるのは藍染が再び敵となるか、実は霊王がラスボスだったというパターン、そしてまだ登場していないキャラクターをラスボスに引っ張ってくるという可能性だ。

個人的にはユーハバッハの「力を分け与える代わりに死後、魂を徴収する」という能力は、実は何者かが効率よく魂を集させめていずれ自分のもとのするために与えた能力であり、その能力を与えた者こそがラスボス!という展開はどうだろうか、と思ってみたり。

一護はどうなるのか

これまでBLEACH-ブリーチ-というストーリーの中で一護はその能力を変化させてきた。特に節目では、と言ってもよくよく考えれば藍染との戦いが長すぎたため、藍染戦後と銀城戦後くらいしか節目がないのだが、霊圧消失や死神の力を取り戻すの変化が見られる。

超霊媒体質

死神

死神&虚

霊圧消失(藍染戦後)

完現術者

死神(銀城戦後)

個人的には藍染戦はある程度最終回を意識した構成にしていたのではないか、(むしろそれ以上伏線を増やさずそこで終われば話もスッキリしていて良かったのではないか)と思っているところがあるため、最後は再び一護は死神の力を失うのではないかと考えている。

ありきたりかもしれないが、これなら一護が霊的能力が高くなりすぎて現世に戻れなくなるという心配もなくなるし、藍染を倒すときでさえ霊圧消失という代償を背負ったのに、ラスボスを倒すための代償がそれ以下ではイマイチ盛り上がりに欠ける。

まとめ

稚拙な予想となってしまったが、私の予想をまとめると

  • 藍染は第三勢力として再登場する
  • ラスボスはユーハバッハに能力を与えた者
  • 最後に一護は再び死神の力を失う

果たしてどの程度予想が当たるのか、それとも全く外れるのかは作者のみ知るところだが、できれば私如き予想だにしなかった展開、それでいて今までで最高のストーリーとなってくれればと思う。

ちなみにこの記事は2014年5月4日に執筆したものなので、その後ぜんぜん違う展開に入って予想が外れまくっていれば、嘲笑って酒の肴にでもして頂ければ喜ばしい限りである。

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